シーズン

2月から5月の初めごろまでが一年の内、昼間に潮がひくシーズンとなり潮干狩りに適しています。干潮の時間を調べるには潮汐推算ソフトのTIDEforWINが見やすくておすすめです。又マリンレジャーの情報として海上保安庁ホームページは色々参考になりますよ。

海上保安庁・マリンレジャー

用品その1

100円ショップで熊手・バケツ・ざるを購入300円でOK(子供用)


用品その2

貝採りジョレン・バカ長・貝を入れる網(大人用)・ジョレンを有料潮干狩場で使うと怒られます。


用品その3

採った貝を持ち帰るための用品、寒い季節はバケツで大丈夫だが暖かくなるとクーラーが必要となる。又帰り時間も貝の砂抜きに利用したいので水を入れてもこぼれない釣具屋さんで売っているコマセバケツの蓋つきが便利、クーラーも4人分ともなると26リッター以上が適しています。海水を持ち帰るにはペットボトルが便利。


服装

最近は濡れても直ぐ乾くフリース素材が安くなりました、軽くて暖かいので上着は気温に合わせてフリースのみか寒ければその上にカッパを着ることで対応、下はお尻が濡れるような所ではカッパが標準装備ですね、ただ子供は必ず濡れてしまいますので着替えを持参していきます。


採れる所

有料の潮干狩り場に行った事がないのと、自然を楽しむことが目的なので自然繁殖のポイント探しも楽しみのうちとしています。川の河口が近い、山からの湧き水が浜に流れ込んでいるなどの条件を満たせばかなりの確率でアサリは繁殖しています、たとえば岬町の岬公園裏、谷川港、大川ベルトコンベア横など。


砂抜き

アサリなどの二枚貝は砂抜きが必要です、そのために必要なのは新鮮できれいな海水が有れば最高ですが、無ければ3%の食塩水を作りその中へアサリを入れ必ず蓋をして涼しい所に放置します。蓋をするのはアサリが海水を意外なほど吹き上げるからです、又暗くしておくと活発に砂を吐き出しますのでその意味もあります。時間は大体4〜5時間で元気なアサリは砂を吐き出してしまいます、砂抜きが済んだアサリは真水で貝殻を擦り合わせるようにして洗い水で濡らした新聞紙に包んで冷蔵庫に入れておきましょう。いつまでも海水につけたままにしておくと貝が弱ります。


調理前に

調理の2〜3時間前に食べる分だけ室内に出し常温で放置、これだけでアサリはグンと美味しくなる!秘密はアサリにストレスをかけることによりうまみ成分が増えることによるそうな、実際やってみればその差は歴然!