シーズン

早く出てくる順番で、ツクシワラビ・ゼンマイフキ・ミツバタラの芽野イチゴの順番で採りに行きます、ツクシが出てそれが枯れ始めるとワラビが出て日陰の場所にもワラビが出ればそろそろゼンマイの採りごろになりといった具合です。


採れる所

大阪南部の山間部と丘陵地帯での話

ツクシ

田んぼのあぜ道やため池の土手に多い早ければ2月半ばから生える


ワラビ

丘陵地のあまり険しくない斜面から平坦地、冬の間にワラビの枯れたシダを目印に覚えておくと春の収穫がたやすくなります。3月以降に日当たりの良い所から生えはじめ5月いっぱいまで、暖かい時期はマムシに注意!


ゼンマイ

山間部ならびに丘陵地の北側斜面しかも株になっているのでいつも同じところから生えますつまり一度覚えてしまうと同じ株から必ず収穫ができるわけです。3月半ばから5月半ばまでだが同じ山では一斉に伸びるので一気に収穫する。


フキ

ミツバ

フキとミツバは似た場所に生えます、いずれも水分のあるところで日射しが適度に当たるところです。4月から6月までが柔らかくて美味しいが収穫の部位と料理を工夫すれば葉のある間は利用できる。


タラの芽

道路の切通しの斜面、杉の木を伐採後の斜面などつまり日当たりが良い斜面を好む木であり成長も早いので、杉の木の伐採後三年もすればそこにはタラの木が林立してたりしますので必ずチェックしましょう。芽先を利用するので、適度に伸びた頃を見計らって収穫に向かいます大体4月から5月初めまででしょう。。



採り方
ツクシ

頭の固いものをとります

ワラビ・ゼンマイ

ポキンと折れるところで収穫


フキ・ミツバ

根を残して上部だけ採る

タラの芽

二番芽までを採る三番芽は残す



アク抜き 料理法

フキツクシタラの芽は少量の塩を入れた熱湯でさっと湯通しします。


ミツバはアク抜きは不要そのまま料理します。


ワラビ・ゼンマイは熱湯を沸かし熱湯1リットルに対し小さじ1パイの重曹を溶かした物を上から掛けて1晩そのままにしてさらに水を交換して1日置くとアクが抜けます。ゼンマイはさらに保存の方法を参照してください。


山菜の保存

ツクシフキ

佃煮で保存約一ヶ月保存可能


ワラビ

アク抜きを済ましたものをラップに包んで冷凍保存一年間OK


ミツバタラ 保存せずにすぐ食べてしまうので保存したこと無し

ゼンマイ

一番手間のかかるのがこの山菜で食べるためにはこの作業を抜くわけには行きません、アク抜きを済ましたものを天気の良い日に天日干ししながら生乾きの状態で手でもみます何度も、もむほどやわらかくなりますのでできる限りもんでおきます、そして完全に乾燥させたものを保存します、これで一年間もちます


植物の写真はあまり撮ってなかったのですが、結構色んな物が生えてますので写真だけでも残しておこうと思います。くくりは山菜の写真としました、これからさらに追加していきます!工事中
フキノトウ クサイチゴ ワラビ ウド
タラノキ ツノハシバミ マタタビ ノイバラ
エビズル サルナシ アラゲキクラゲ セリ
ツチアケビ ノイバラ ノブドウ ミツバ
ゼンマイ ツルニンジン ナガバノモミジイチゴ