シーズン

9月の末から10月の初めが収穫の時期ですこれも自然に生えている日本古来よりある天然のクルミの木です。さすがに大阪南部には見かけませんので奈良県西吉野まで出かけます。沢沿いに生えていることが多いのですぐその下の沢で水洗いできたりと一石二鳥です


用意

厚手のキッチン手袋

ザル

ビニール袋


収穫のコツ

外側の果肉は川原の石でたたいて取り除きます。

種だけになったら、さらに残った果肉を種どうしこすり合わせて水洗いしてきれいにします

果肉のあくで手袋が黄色くなります、また汁が飛んで服につくと同じく黄色に染まりますので着ていく服はそれなりのものを用意しましょう。


クルミ取り出し方

鉄製のフライパンで10分ほど乾煎りすると、殻の口が少しだけですが開きますので後は冷まして、開いた隙間にマイナスドライバーを差込んで二つに割ります、実はたいてい殻のほうに付いたままになりますので爪楊枝でほじくり出せばよいわけです。うまく取り出すのは骨が折れます。

 テフロン加工のフライパンだと熱を帯びすぎてフライパンがダメになってしまいます。
クルミを入れた料理

そのまま食べても美味しいですが、少し別の食べ方としては和食の和え物に使ったり、自家製のパンに入れてクルミパンにしたりしております。


採集の様子
オニグルミの木
川添いに生えていることが多い、葉の形に特徴があって他の木と見分けるのは容易なので一度覚えれば間違えることは無いでしょう。
川原に落果したクルミの実、このように果肉が付いたままの姿で落ちている。
果肉をたたいて取り除いている所。
手袋をしないと大変です。
早くから落果したものは果肉が取れて中身だけになっています、後で川の水できれいに洗います。
現地できれいにして持ち帰ったクルミ。